おひさまの光@写真と水彩画のBLOG

詩「ひりひりとした」

ひかり
ひりひりとした
泣くことも
怒ることもできず
かかえた
ひりひりとした いたみ

ひかり あたたかな
くさはらで
ねころび

ひかり 花は声をかけず
ただ、柔らかく咲いて

ひかり、太陽のあたたかさに
すこし ようやく
なけて

地球がまわる
ときはすぎる
いつか どこか なにか
わたしたち いのちも
まわり、あゆみ、今のままではいられない

ひりひりとした いたみ
しずかな
こえのない
花と
くさはら

きっと かならず
癒えていく

気持ちが落ち込むときは
散歩をずっとしている

あるいて、あるいて
たくさんあるくので
靴がよく壊れる
靴下もよくやぶれる

空を見るのが好きだ
空を見たり、道を見たりしながら
ちょっとずつ、回復していく

「まぁ、いろんなことある
わたしだけじゃない、
いきている」

そうして、散歩のあとちょっと運動をする

体と気持ちはリンクしているらしい
もうぜんぜん、すっきりするんだ

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