朝の散歩をした
どうして月は大きく見えるのに
写真に撮ると小さくぽそってしまうのだろう
白く半欠けの月
青の上に浮き出て
空の上はきっともっと寒い
☆☆☆
今年は絵も文章力も
学んで成長していきたい
BLOGで
ひとつひとつテーマを決めて
文章を書いてみようと思う
今日は「臨場感」にしよう
朝の道のりはとても気持ちがよい
冷たくて手のひらまで凍えてくる
風が吹くとシフフフと耳が鳴る
冷えた朝の光
心がすっきりする
犬がさっそくウンチをしていた
こんなことを臨場感あふるる文章をもとめ
臨場感たっぷりに書き記してしまったら
犬にも悪いし読んでる人にも悪い
しかし犬がいたしている姿勢を
初めて見たとき驚いたものだ
腰を落とさず安定させながら震えつつ
まさにふんばっていた
「本能……!」と思ったものだ
池のそば
風が冷たい
早朝はワンコと人と
走る人の行き交いであふれている
なにもしていないのに
池はさざなみ
風の香りがほのかに泥臭い
カモたちの顔があどけない
まだ起きたばかりだからだろうか
まるで朝になったよーって
知り合いに挨拶するように
集ってくる
のぼる朝日を見ていた
魚は妙に怖い顔をしている
水の中、寒いからだろうか
私が通り過ぎると
とても大きな音で
ばしゃん、と
暴れていた
木の実が実っている
こうしたものは食べられるんだろうか
草木は朝の顔
稼ぎ時だーとでもいうように
光をたっぷり浴びている
昼と朝の日の光に
栄養の差はあるんだろうか
私もたっぷり朝日を浴びて
大満足だった
☆☆☆
写真の全容:花の星 ― 朝の散歩
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