おひさまの光@写真と水彩画のBLOG

新しく中古のカメラを買った
今までのカメラもまだ十分使える気もしたけれど
ボディを触るとぐらぐら
いろんなところがぐらぐらする
そのうち、ぱしっと
すべてのボディパーツが
バラバラになってしまう気がする


(オリンパスのミューで撮ったもの)

バラバラになりそうなカメラ
ゆるゆるのボディパーツをおさえながら撮る
それでもとっても気が合う
好きな写真が撮れる
オリンパスのミュー、もう何十年も相棒だった

残念だが「ぱーん」とパーツが散り去る前に
新しく、中古でカメラを買った
昔からずっと気になっていた
オリンパスのタフ「tg-4」だ

オリンパスはいつの間にかデジタルカメラから撤退していた
その精神を継いだ「OM SYSTEM」
タフももちろん開発中だ、今最新はtg-7だ

以前、タフなこのカメラを知った時から
「タフってすごいじゃん、タフなんじゃん」と
とても気になっていたので
中古とはいえ手に入れられてとてもうれしい


(タフ4で撮ってみた)

なんだかフォーカスが全然合わない
「こうしてほしい」が効かない

ズームアップの時だけやたらにいい感じに気が合う
私がど近眼だから、カメラもど近眼のほうに
寄せてくれたのだろうか

ぜんぜんあらぬ方向にフォーカスを合わせまくるカメラと
悪戦苦闘して
ようやく設定が間違っていることに気づいた

フォーカス設定「顔面認証」になっていた
あらぬ方向に(なにもいないのに)合っていたフォーカスは
つまり「顔」を検出していたというわけだ
怖いよ。


今日は寒いんで
写真も寒そうに撮れてる
心なしか少し青っぽい

ミューのお兄さん、いや弟だ
フォーカス設定をかえた
とてもよく撮れる
いいではないか

https://ahito.com/photo/hukei/img/2024/20240202_ume/21.jpg

梅がたくさん咲いている公園
撮っていたら、ガイド付きのたくさんの人が来て
囲まれた(囲むか!?)

隣に肩が触れるほど近い場所で
たくさんの人が一眼レフとかで撮りだした


私は一昔前の中古だ
ちょっと恥ずかしいどころの騒ぎではなく
隣のおじさんがパシャ―パシャーと撮って
少し動いたらその穴を埋めるようにほかの人が
パシャーパシャ―ととって
そしてまた動いたら私がパシャ―パシャ―と撮るんである

ワルツのように
おじさんたちと私でくるくるまわる

お金も払っていないのに
ガイドさんが「この公園のこれはこういう歴史的意味が」と
丁寧に説明する声を背にうけながら
「勉強になるー」と
ワルツをまわるんである
なんだこれ

https://ahito.com/photo/hukei/img/2024/20240202_ume/43.jpg

これはもうしょうがない
ほかの場所で撮ろう、と
場所を変えたら
犬が来て
なんでか靴を嗅がれる

飼い主さんがすまなそうである
私は写真を撮っていて
何の反応もできない
恥ずかしそうな飼い主さんと
嗅いでいる犬と私で
なんだかすごい気まずい

https://ahito.com/photo/hukei/img/2024/20240202_ume/45.jpg

それでまた場所を変えたら
今度は子供が来て
「おかーさん花ぁ!!とってぇ!!!」と
なぜか私の隣でピースをはじめた
私、映るんが。
おかーさんも気にせずに撮ってるが

こういうことがよくある
何回もあったことだ
でも一向に冷静になれない
集中なんかできない
混乱のまま写真を撮る

写真撮ってるとよくあるんである
子供も来る
撮る人も来る
目立つんだろうか。

https://ahito.com/photo/hukei/img/2024/20240202_ume/51.jpg

カメラは相性だと思う
気が合うかあわないかで
撮れ方が違うと思う
性能より、好きなもののほうがよいと思ってる
今回の子も、気が合いそうだ

とても好きだ

写真全部:ahito.com

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