おひさまの光@写真と水彩画のBLOG

Leica summar のアダプタを
改めて、良いものに変えた
それで、試し撮りに行ってみた

前と何が違うかというと
「光の内部への入り方」が違う

光の入り方が違うと
かなり撮れ方が変わる
いや、撮り方が変わる

カメラは結局は「光」と「影」で映像を焼き付ける
それは、露光と、シャッタースピードと、絞りが
密接に関係してくるようだと気が付いた

オールドレンズはピントを自分で合わせるので
立ち止まって、とにかく
何度も、露光、シャッタースピード、絞りを確認しながら
ピントが合うまでいろいろ動く

それで、何度も失敗するうちに
その「関係性」を体感してきて「ああ、このようだ」と腑に落ちる

私がオールドレンズを手にしたのは偶然だった
それまでオールドレンズとか知らなかった
比較的安価といわれているLeicaのsummarの良さげなものが、
たまたま目にとまって、なんの脈絡もなく、
良さそうだな、と思って買った

最初の触感では
ほんとうにいいものを手に入れた、と
テンションが上がった

言葉にできない、気の合うとしか言いようのないことが、
このレンズとは出来たので

だんだん触っていくうちに
分かり合うようになっていった
この子はボケ玉なのだ
とにかくピンぼける

露光、シャッタースピード、絞り、それとピントを
ちゃんとこちらでシビアに、深く、調整してあげないと
ただ撮った、撮ってみた、だけでは
確実に光が多すぎてホワイトアウトしながらボケる

だけど「ちゃんと自分が撮りたい」を
がんばって出来た時
気がとっても通い合い
いいなぁ、と思う写真が
ぽろりとこぼれて落ちてくる

「写真は誰が撮っても条件が同じなら同じ」という
私はこの子は違うんだろうと思う

この子は気を通す
変な意味で申し訳ないが
エネルギーをうつし、反映する

私のテンションが直に反映されるので
こちらが感動していないと
写真が良いものにならない

とんでもなく素敵なものを手に入れた。
そう思う

よく知りもしないで、調べもしないで偶然惹かれた

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