朝方にスイレンがみごろなので
カメラをもって散策
暗すぎてうまく撮れない
7時ごろになってすでにかっかと暑い太陽が昇り始め
ようやくスイレンが綺麗に浮かび上がる
虫がたくさんスイレンに群がっていて
まんなかの蜜甘そうだなぁ、とか思う
睡蓮の蜂であつめたはちみつ、とか
あったりして
ぷしぷし
ぶぶぶん
ぶすぶす
ぶぶぶん
やはり自然とは虫と獣がいて
人間様のご都合なんぞ
とても気にしていられない、そんな風に思う
「自然と共存」という言葉を見るたび
ぶぶぶんしていた虫たちと(あるいは牙も爪も鋭い獣たちと)共存するには、
人間側にきちんとした理解と知恵がいる気がする
距離感と、線引きも。
むやみに嫌うことも、
かわいーってなでくりまわすことも、だめで
わきまえておく、というのが
なんとなく思う
スイレン…何度も失敗して
ようやく描けた
綺麗にかけたように思うが
「きれいなだけ」から
そろそろ、歩んでいかないとならない
スイレンの鋭い花様は、
清らかな不動明王の剣のようだ
空に向かって、美しく白い