日差しさすあたたかい日にしか咲かないというカタクリの花
太陽があった日に、ふと気になって見に行った
とても遠かった
お弁当を作って、水ももって、日焼け止めもして
少し迷いながら、たどり着いた
どうだろう、今日は咲いていないかな、と
みわたしたら、ぽつぽつと咲いている
小さな、かわいらしい、かわいらしい、鈴のような花
くしゃくしゃにまるまっているのもある
紙風船みたいだ、透き通った風船みたいだ、
地面のあちこちで、薄紫にヒカル。
綺麗だ
ベンチに座ってお弁当を出して
たべながらゆっくり見渡すと
白いカタクリが目にとまった
白いカタクリは珍しいらしい
すこしばかりしょっぱめのお弁当をたべながら
なんだか微笑ましくて、うれしくて
日当たりも良いし、にこにこしてしまった
帰り道もサクサク歩いた、不思議と疲れは感じなかった
▲「カタクリの花、くすくす笑い声」
透明水彩、鉛筆、色鉛筆、はがきサイズより少し大きめ
日当たりの良いときに、
限られた土地でしか咲かないというカタクリ
とても遠かったが、見に行ってみた
かわいらしい立ち姿
光のなかで、可憐にふと咲いていた
確かに、森の妖精のような花だ
鈴のような笑い声をあげそうだ
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