おひさまの光@写真と水彩画のBLOG

行くようになって
東京都は意外と庭園が多いなと思った

みんな入場料はそんなに高くない

だいたい大きな池を中心に
草木と道がぐるりとある

狭い空の下、ビルに囲まれて窮屈そうだが
さまざまな灰色を浄化するような
そんな雰囲気が庭園にはある

だいたい朝、開門した直後に入れるように向かう
混まない時を狙うと、
平日の雨降りあがりとか
そんな日が一番空いているように感じる

紅葉はまだ全開とはいかない

ただこんなぽつぽつとしたものも
綺麗だなぁと思う

清澄庭園には鳥が良く飛んでくるらしい

たしかにとてもいっぱいいた

鴨は後姿がかわいい(ほっぺふっくら)

松尾芭蕉と所縁のある地らしく
「古池やかわず飛び込む水の音」の石碑がある

黄色い水辺によく咲いている花が満開だった

富士山と呼ばれている、富士を模した丘。
昇れはしないが、綺麗な丘だ

外人さんがいっぱいいっぱいいた
ツアーだろうか
「日本の庭園巡り」なんてツアーでもあるんだろうか

たくさんの外国語が行き交い
写真をぱしゃりぱしゃりと撮られている

日本庭園は、外人さんから見ると
やはり珍しく見ごたえがある、綺麗ものなのだろうか?

松もきれいなんですよ

飛び岩で池を渡るようになっていて
私はこういうの、落ちそうになるんだよなぁ、と思いながら
懸命に足を動かす

雨上がりだと、余計に、ずるっとくる

もみじが赤くなってきている

ベンチに座ってゆっくりする
景色が綺麗だ

呼吸が深まる

日本庭園、すべて何か趣が違う
それはなんだか、どういっていいかわからない
配置の仕方からくる雰囲気なのだろうか

清澄庭園は静謐なお兄さんのように思えた

ぐるり、ゆっくりと
景色を見ながらまわっていると
庭園の空気と会話をしているような気持になる

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