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山の夢を見た。

山の麓で私は遊んでいた。

私は7つか8つぐらいだった。

おかっぱで目がくりっと下女の子だった。

遊んでいた場所は山の頂から伸びるコンクリートの道で、

木々が道の横に乱立していた。

木々と道との境にコンクリートを盛り上げて雨道を造ってあった。

母は看護婦さんでピンク色の制服を着て帽子をかぶり、

知らない人と喋っていた。

私はそのそばで遊んでいた。

雨が降ったらしくて雨道が氾濫して水たまりが出来ている。

大きいのと小さいのと。

私はそれで遊んでいた。

水たまりは黒く、泡が立っていて、泡は七色だった。

石油である。

ぱちゃぱちゃと遊ぶ私に、母が「水たまりに入っちゃいけないよ」と言った。

毒だからだ。

私はうんうんと頷いて、水たまりのすぐそばに寄ったり離れたりして遊んだ。

いつの間にか来ていた妹に、「火をお持ち」と命令すると、

妹はマッチを擦って森に投げ込んだ。

森はたちまち勢い良く燃えさかり、ゴウゴウとうなり声をあげた。

(石油が流れてるんだ、木々は石油を吸って生きてきたから燃えるのだ)

と思った。

(場面転換)

山がゴウゴウと夜空に向かって燃えている。

そのそばで警察と妹と母とで手を繋いで立っていた。

その前にお婆さんが居てしわくちゃで、そのお婆さんは「村長」であるらしかった。

警察は村長に向かって

「お婆さん、山で遊ぶ物が居ないと子供は火をつける物なんですよ、

昔は居たでしょう?鹿とか。

(弓で鹿を射るイメージ)

鹿がいなくっちゃ、火をつけるしかないでしょう」

と私たちを庇っていた。

お婆さんはごちょごちょと何か言って怒っていた。
2001-01-05 04:21:52
木々の生い茂る森の中で私は門番であった。

木々は一本ずつに精霊が居て人の形を取って私の前をふらふら歩いた。

私の意識は突如、新入り、柳の木の意識になり、

柳の木として森を歩いていた。

すると悪い奴が森の木々の側からゴシゴシと土を掘っている、

土を盗む気なのだ。なにせとてもいい土だから。

柳の木である私は何をするわけでもなく其処にふらりと近づいた。

私の存在に気がついた悪い奴ら二人組は

大きな石を振り上げてガンと一発、私を殴った。

私の意識は柳の木から離れて宙に浮いた。

悪い奴らは倒れた柳の木をそっと持ち上げると、

掘っていた穴の中にぽいっと放り投げた。

穴の中には先客が居ておどろ木が木の姿のままにほおっておかれていた。

(おどろ木とは幹に悪魔のような顔が浮き出ているちょっとこわい木のこと)

穴は広くて、ちょっとしたドームになっていた。

地面は柔らか、悪い奴らが掘った「穴」空の光でみると

天井には無数の木の根っこが絡まっていた。

「悪者が掘ったからじゃなくてこの木の下には元から穴があったのだ」

柳とおどろ木は連れだって歩いていった。

そしてちょっと坂になっていて浅く地上に穴が開けている出口から

木々の精霊によって救い出された。

私はおどろ木をその出口の側で、なおかつ森の入り口の側でもある、

どぶ川が流れている方岸に植えた。

柳もその側に置こうとしたがいやがったので森の中においた。

「此処に来る人を驚かして門番になるんだよ」とおどろ木に言っておいた。

おどろ木はその通り、人々を脅かして

(彼はうなったり幹をゆらしたりするのがとても上手でした)門番になった。

そしておどろ木は枝に「パン」を実につけるようになった。

それはフックらでふわふわでバターとミルクの味が濃くてとても美味しかった。

木々の精霊と私は争ってそれを食べた。

しかしおどろ木は「どぶ川の水を吸い上げて実を作っているのだ。

こんな水で美味しい物を作って恥ずかしい」と言って泣くのだった。

そこでいやがる柳を説得して側に植えて、

「柳の根と君と絡まって、どぶの水を浄化させるから、もういいよ」と言ってあげた。
2001-01-05 04:21:52
町に水が溢れていた。

その上の板のような橋を私は渉っている。

おばあちゃんを捜している。

「ばばぁ」と叫ぶと遠くの方で「はぁーい」と声がする。

水がチャプチャプ鳴って

下の方に私の部屋が見える。


ゆくと、橋の隅っこで奇妙な格好をして(まんじゅう?)丸くなっていた。

どうしたの、と聞くと、「水にやられた」と言う、

「とても痛い」と言うが、顔はにっこにっこ笑ってる。

不気味だ、、、。

とりあえず髪を引っ張ってつれていく。

橋に体をゴンゴンとぶつけてとても痛そうだ。

でも顔は笑ってる。


「そういえばお母さんはどうしたの?」

と聞くと、あああれはねぇ、と言って語りだした。

「ダメだよ、あんなのは、お前もあんなのになっちゃいけないよ。」

良くある嫁姑の愚痴を聞かされた。

聞いていくうちにだんだんムカツイてきたので

捨てていこうかと思う。

「じゃ、私おかぁさん探しに行くから」といって、

橋の端っこにくくりつけた(非道)

「うん、うん、行ってらっしゃい」

と、現実では絶対あり得ない対応をされてとまどう。


顔が泣き笑いになっている(でも笑っている)

仕方ないのでもう一回ほどいて連れていく。

「良いよ、良いよ、お前一人で探しておいでよ」

とにっこにっこ笑って言われる。

道中ずっと言われ続ける。


ところで、長いなこの橋は。

どこまで行ってもきりがない。

アメンボの手足のようにカクカクとした長細い橋が

水の上をずっと続いている、、、。

しかも渉っているのは私とこの婆だけ。(よりによって不気味なバァだ)

オソロシヤ。


あんまりにもバァが「置いていけ」と言うので、

もう一回はしにくくりつけておいていくことにする。

何故に、くくりつけるのか?

追ってこられたら怖いからだ。


置いていこうとすると「あいたたたたた足がー!!」

と悲鳴を上げた。

「おいおい、だいじょうぶ?」驚いて縄をほどくと

「良いよ、良いよオイテって」とニッコニコ。

だからもう一度置いていこうとすると

「いったー!!足がいたー!!」

と大声で叫ぶ。

縄がイヤなのかとほどいたまま置いていこうとすると

ついてくる。

「良いよ、バァは一人でも大丈夫さ、行っちゃって良いからね」

「いいよいいよ」

と、ずっと後ろでブツブツ繰り返す。

怖くなって逃げようとした。そこで目が覚めた。
2001-01-05 04:21:50
Series.夢日記

海に家があった。
海を背に家は建っていた。
そこに住んでいた。
正確には居候させてもらっていた。
家は少しぼろい家で
多分塩気でこんなになってしまったのだろうと
思わせるような黒い柱を持っていた。
一階と二階と三階があり、
一階から海に続く道に出られるようになっていた。
道に出て左に曲がればそのまた左に海が広がる。

以下は下の通り。
□は商店。
>>>>>>>>>>>>

       |*|

      □  □
______  □ □
      道
_______ ____
      |家|
砂浜
~~~~~~~~



>>>>>>>>>>>>>

道よりもとても低い位置にある海から
砂浜が斜めに盛り上がって道にくっついていた。
家の前は様々な駄菓子や浮き輪を売っている
店店が建ち並ぶ。
狭い路地だ。
その路地へお買い物をしに出た私に声をかける人があった。
「ねぇ、Iちゃん、Iちゃんでしょ?」
「うわ、久しぶり~」
それは昔中学生の同級生達だった。
海に遊びに来たという。
SもNもKもTもMもいる。
「しかしIの腹はすごいねぇ」
と水着姿の私の腹をTがつついた。
昔から嫌な奴だったこいつわ。
「それを言うならMの腹だってすごいじゃん」
Mが恥ずかしげに目を伏せて、腹をさする。
「Mは全部が太ってて丸いじゃん。
あんた腹だけ異様じゃん」
やっぱり嫌な奴である。水着なんぞ着なければ良かった。
そんなに異様だろうか、と焦っていると
「私たち海にいるから、遊びにおいでよ」
と彼女たちは去っていった。
早速家に戻って、家の主人に聞く。
主人は三階に居た。
私は一階と二階の階段から身を乗り出して、
「海に行ってもいいですか~」と聞いた。
妹が階段の隣にある二階の部屋のふすまを開けて、海?と聞いた。
弟も三階から降りてくる。
「今日は波が高いからなぁ」三階の亭主が呟いた。
「駄目だよ、Iちゃん、波が高いから泳いじゃ」
二階のどこから現れたのか、女将さんが
段ボールにキャベツを詰めて、言った。
「高いから駄目だってさ」
弟はあきらめて漫画を読みにまた三階へ戻っていく。
「妹、一緒に行こう、友達が来てるから」
「波が高いよ」
「砂浜の一番高いところに居るから」
弟が耳ざとく、
「俺も海行く」とくっついてきた。
「駄目だよ、泳げないんだってば」
「だってねぇちゃん達、海行くんだろう?」
「砂浜の高いところでおしゃべりするだけだから」
私は行きたがる弟を振りきって
(もし連れていったら弟は必ず海に浸かるに違いない。
そうして溺れでもしたら困るのだ)
砂浜へ向かった。
快晴である。
みんな波が高いのを知っているのか、
海に入らず、砂浜の一番高いところ
(すなわち道のすぐ前)に体育座りをして
並んでいた。彼女たちも、他の人々も。
地平線まで体育座りが続いている。
「やぁ」
「ああ、来たの」
彼女たちは彼女たちの前に座る私を素っ気なく迎えた。
誰かの子供(2歳くらいの娘)が浮き輪を腰に、
海に走り出した。
私は驚いて、
「駄目だよ!波が高いから溺れちゃうよ!!」
女児は海にぽちゃんと浸かると、
ざざーっと波に運ばれて砂浜にうちあげられた。
その浮き輪をつかんで、
私は彼女を砂浜の一番高いところに戻した。
息をついて座り直すと、
昔の同級生達は近況を話し合っていた。
SとNはチョコレート工房で働いているとのこと、
お弁当包みを開いて見せた。
中にはそれぞれ動物の形に象られた
白が二枚、黒が一枚、チョコレートが入っていた。
食べさせて貰う。とても甘くておいしい。
「これレモン汁かなぁ」
Sは微妙に色が違う白の二枚を見比べてNに問いかけていた。
専門的な話だなぁ、と私は思った。
「Hちゃんと私はぷーたろだよ」と言ったら
えぇっと驚かれた。
「Kがピアノを弾いているらしいよ」
私は嬉しくなってなけなしの知識を披露した。
「ピアノなんて弾いてどうするんだろうねぇ、
実入りがあるのかなぁ?」
「それよりあんた、プータローっていいのかな?」
「思い出した、私記憶喪失だった」
だから働けずにプータローなのだ。
だから居候をしていたのだ。
その瞬間にばばーーーっと今までの記憶がよみがえった。
多額の借金をして、怒り狂ったやくざに殺された父と母、
拾ってくれた家の亭主。
場面が流れるように変わって、
家の前の(|*|の部分)空き地を目の前に私は立っていた。
そうだ、此処に私の家があった。
怒り収まらないやくざ達が家を崩していく。
私は透明人間になって早回りする時を見ている。
その時を。
家の壁が壊され、家がひっぺがされていく。
土と岩と草だけになっていく私の家。
空き地になってしまった私の家。
それでもやくざ達の怒りは収まらず、
空き地に入っては暴行を繰り返していた。
とうとう誰かがそこに棘のついた鉄線を巡らせて、
「空き地に入らないで下さい」と言う看板を立てた。
その看板を見たやくざが
「ええぃんならぁIのやろう!!
見つけたらただじゃおかねぇからなぁ!!」と蹴り飛ばした。
私は震える足を叱咤して
なんとか海の家に戻った。
亭主に記憶が戻ったこと、やくざが来ることを早口で話した。
「大丈夫だよ」
女将さんが言った。
「此処は海だから、やくざが来たら、入れ墨で分かるでしょう」
水着だし。
それを聞いて私はちょっとだけ安心した。
次の瞬間、玄関で「やくざが来たよぉ!!」と女将さんが叫んだ。
私は妹と弟の手を引いて、二階に隠れた。
震えながら神様に祈った。
血塗れの鉈を持ったやくざが玄関から入ってきた。
2001-01-01 15:00:00

中島みゆきの暗い歌が橙から紫色に染まって
今明けようとしている空に響いていた。
誰かが歌っているのか、それとも幻聴か。

気がつけば私はビニールでできた
おもちゃの城の前にいた。

げっげっげと、
二匹のカエルが門番のように城門の前でみゆきの歌にあわせて歌っている。
一匹は緑で大きなガマ、
もう一匹は鮮やかなオレンジ色の小さなカエル。

誰かが私の耳に何かをごちゃごちゃと囁いていた。
隣に誰か居るらしいが私はそれを確かめなかった。
私の目はカエルに釘付けだったから。

私の目の前でカエルの口が裂けていく。
歌いながら裂けていく。
赤い赤い口を見ている。
二匹のカエルの口が赤く裂けた。

口の中に白い紙切れがあった。
丁寧にたたまれていたので私はそれを取って広げてみた。

「あけまして」「おめでとう」

目が覚めてちょっと呆然とした。



2001-01-01 15:00:00
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