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Series.
夢日記
チョコレートケーキ
ナサかどっかの宇宙を開発&研究しているところで
私と私の友だちは働いていた。
その研究所に行く道すがら、
道路の左側の歩道を渉っていると、
小さな子供のような大人が、歩道と車道を区切る植木の隙間から、
信号が近くにあるのに、(そして青なのに)車が少ないのをみはからって
ひょい、ひょいっと幾人も向こう岸に渉っていく。
私も「ああ、そうか、車がないし、良いんだ」と思って、
車がごうごう流れる隙間をひょういひょういと向こう岸に渉った。
渉りきると目の前に暗いデパートがあって、
中から私を呼ぶ声がした。
研究所ではないはずなのに何故か此処は研究所なのだと思って、
デパートに入っていった。
入ると、宇宙開発者達が大勢居て、
電気のない暗い部屋に、横長の机を数個置いて、3人ずつ座っていた。
彼らは1人ずつ持ってきたらしい、
可愛らしい、チェックや豚柄のテーブルクロスを
机にかけて、おとなしく座っていた。
黒板の前に銀色の筒や管などにスープやご飯が入っていて、
そこで1人ずつお玉を使って給食を取っていた。
まるで、小学校の給食のような眺めだった。
私は一番奥の机につくと、
其処にいた友だちに「給食美味しいね」と言って
いつの間にか持っていたお弁当を開けて食べだした。
なんだか友だちは誰かが漏らしただとかそう言うことを言っていた。
無駄話が弾む。
ふと訪れる沈黙。
私は沈黙がイヤで、「相性占いって知ってる?」
「うん、知ってるよ」
「それで占ったらさぁ、あたし達全員相性悪いよ」
「私たちの誕生日、知ってるの?」
「え、、、、、
た、確か、Sちゃんが、、、私と1月違いなんだよね」
「うん」
私は1回目を瞑って、
「11月24日?」
「違うよ~」
しまった9月の方だったか。
「間違っちゃった、Sちゃんと私の相性はいいかも
Aちゃんは10月4日だよね」
「うん」
「あんたの誕生日は忘れない」
「じゃぁ私は?」Tが身を乗り出して言う。
「えーーーーっと、、、
確か、珍しい誕生日だった、、、、」
「ううん」
「2月28日?」
「違うよ、Tさんは11月25日」
Sが無表情に言う。
「珍しい月だと思ってたから間違っちゃった、
まだ14才なんだーとか思いながら入力しちゃった。」
「うーん」
(ちなみに言っていた誕生日&計算は全然間違ってます)
私はふと、チョコレートケーキが食べたいなぁと思った。
そこで目が覚めた。
2001-01-23 09:00:00
Series.
夢日記
抹茶ハニー味。万引き事件
デパートに行った、
入り口に桃色の椅子があって、そこで一杯の人が何かを待っていた。
桃色の長椅子の目の前にガラスで区切られた一角がある、
看板に「化粧の色を教えます、トータル」と書いてある。
私も桃色の長椅子の端っこに腰掛けて、トータルで呼ばれるのを待った。
人々は1人ずつとか2人いっぺんにとか
トータルに入っていく。
トータルのガラスの扉を開けて、中にいた人が出ていく。
長椅子をちょっとずつ移動してトータルに近づいていく列。
そして私の番になった、先に目の前にいた帽子をかぶった二人組の女の子達が席についていた、
青いデパート服を着たお姉さんが金色のガラスで出来た長机の向こうがわに座ってる。
私たちはその両脇について、お姉さんの言葉を待った。
「では、質問です」
お姉さんは何かの紙をトントンと揃えながら言った。
お姉さんの後ろには
パステルカラーでオレンジ色のもようを持ったキリンが首だけでゆらいでいた。
お姉さんが何かを聞いて、私たちが1人1人何かを答えた。
ここら辺は良く覚えてない。
顎で「あなたは?」と指され、答えた事だけは覚えている。
「では次に質問です。」
お姉さんは紙に何か書き込みながら言った。
「新撰組と思い浮かべてホモと思うのは?」
「私は松本清張の『新撰組』ぐらいしか・・・・」
ピンクの帽子をかぶった子が言った。
私はぼーーーーっと「松本清張って新撰組書いてたのかぁ」と思っていたので
お姉さんに指示されたとき、慌てて
「私もそれぐらいしか」と答えてしまった。
お姉さんは何かを紙に書き込んだ。
私はそのときやっと新撰組がどんな話だったか思い出したので
「あの、ホモって事は沖田がどうとか、そういうことですか?」
とお姉さんに聞いた。
するとお姉さんは横を向いて、口の端でにやぁと笑った。
「笑ってる!笑ってるよぉ!」
「すごい笑ってる!」
私たちは口々に言った。
すると首だけのキリンがにゅーっと首を伸ばして
ピンクの帽子の女の子の帽子をさくっと噛んだ。
「何するんだお」
女の子はキリンの首をグビッと両手で掴んで持ち上げた。
キリンは無理に首を伸ばされて今にも死にそうだった。
「しんじゃうよぉ、やめてやめて!!」
私が叫ぶと女の子は首を放してくれた。
キリンは私に助けられたのが解ったのか、
「ありがとう」とでも言うように、私の方へ首を伸ばした。
オレンジ色の睫がものすごく長くて半分目を閉じていた。
此処はあんまり覚えてない。
「ちょっと困るなぁ」と思ったことや、
お姉さんが「では問題です」と言ったことが
おぼろげに覚えている。
思い出せるのは質問が終わってからだ。
お姉さんはおもむろに席を立つと二枚の紙を私たちにそれぞれ渡した。
一枚には化粧のらっきからーと私の「占った」性格が書かれていた。
「ちょっと短気!でも、気にしないで♪」
お姉さんは「それは占った結果だから真実よ、」と言った。
『そうか、化粧品占いをやっているのか、通りでおじさんとかも並んでいたはずだ』
私が外に出ようとしたら折しも1人のスーツを着たおじさんが入ってこようとしていた。
お姉さんは部屋の電気を消して
部屋を出て、「本日は終了しました」と書いた紙をドアに張り付けた。
おじさんは「ナンだ!!私は++議員なんだぞ!!なんとかならないのか!?」
「申し訳ありません、本日は終了しましたので・・・・」
++議員が占いにナンのようだ。と思いながらも
ぺこりと頭を下げるお姉さんをあとにした。
暗いデパートの中で終了の音楽がなっていた。
次々と光が消えていく。
「今日の販売はすべて終了しました」
歌うようなアナウンス。
ぶらぶら歩いていると大口の出入り口の前に
「抹茶ハニー味」と蜂蜜と抹茶がせっとで売られていた。
私は面白いな、と思ってそれに近づいた。
抹茶の袋(ディスプレイで並べられていた袋)を持ち、重さを確かめる。
『この間万引きした人はつかまらなかった、
何気ない顔をして外に出て走り出せば見付からないのだ』
抹茶ハニー味なんてちっとも欲しくなかったが、
私はディスプレイ(抹茶の袋と蜂蜜の瓶)の下に敷いてあったすでに包装されている品を掴んで
ぴーぴーぴー♪と口笛を吹きながら出口に向かった。
誰も店を終了させるのが大変で私には気づいていないようだった。
「おい、あれあったよなぁ」
「なにが」
「抹茶ハニー味のさ」
誰かが誰かと話していた。心臓がものすごくドキドキした。
私は出口につくまでわざとゆっくりと歩いて、
出口についてから猛スピードで走り出した。
町は暗く、すぐ其処に(右に)駅があった。
町並みは古い明治時代の町内に似ていた。
誰かが砂利道に水を撒いていた。
とても早く駅に着いた。
抹茶を握りしめながら私は「ただいま」と言った。
委員長先生が「あらあら、ららちゃん。お土産買ってきたの?」と言って迎えてくれた。
駅は何故か幼稚園だった。でも駅である証拠にプラットホームがあった。
私はプラットホームに向かいながら
「もう外、すごく暗いよ」と言った。
2001-01-23 09:00:00
Series.
夢日記
肉不足
肉不足で食糧危機が真剣に迫られているころのこと、
私は友だちと世界で唯一の肉生産工場に勤めていた。
肉は高値で売り買いされ、あまりの少なさにみんなにちゃんと平等に配られるように
国家で義務づけられていた。
ある日ふと、友だちが、肉のかたまりをビニー袋に入れて持ち去るのを見た。
私は慌てて駆け寄り、出口のすぐ近くでその子の腕を握って捕まえた。
「ダメだよ」
「うるさいなぁ、いっちゃん(私のこと)に関係ないでしょ!?」
その子はぐいぐいとすごい力で出ていこうとする。
反面私は事の重大さに掌に汗をかいて滑りやすくなっている。
つるつると逃げていくその子の腕を何遍も掴みなおしながら
私は必死で止めた。すると、工場に赤いランプがついた。
肉の持ち逃げが発覚したのだ。「警察が来るまでこの子を捕まえておけば・・・」
そう思っていっそう力強くその子の腕を引いた。
隣に他の友だちが来たので、「あ、B子ちゃん、この子を止めて!」と叫んだ。
B子ちゃんはものすごくイヤそうな顔をして、Aの頭にちょっと掌で触れると
「此で良いでしょ?」と言った。「うん、うん、いいよ」私は誰にも頼れない、と思って、
掴む掌に力を込めた。工場があわただしくなっていく。
逃げられないと悟ったのか、Aが肉の入ったビニー袋を、私の腕にかけた。
「これじゃあ、貴方が肉を盗んだと思われるよ」B子が言った。
「いい、ちゃんと真実を話すから。」私はかすれた声で生唾を飲み込んで言った。
Aはニヤニヤと笑ってこちらを見ている。もう逃げる気はなさそうだ。
警察が来た。数人来た。
一番偉そうな刑事がオレンジ色のトレンチコートを着て、
本当に何でもなさそうに一番最初に出口から入ってきた。
あとから数人、警察が来る。こっちは普通の制服だ。
私とAは同時に喋りだした。「この人が肉を取っていって犯人なんです」
オレンジが私の腕に肉がかかっていて私がAを止めているのを見ると、
「ムムッどっちが犯人なんだ」と言った。
***暗転***
私は追われていた。私が肉泥棒だと、マスコミは大げさにかき立てた。
私は追われながらAを追っていた。
ビルと川の間の草原でAと鬼ごっこをした。
私は運動神経が鈍く、Aはすばしっこかった。
「Aは軽いフットワークで逃げ続けるのだった」誰かがアナウンスしていた。
草原には電信柱と灰色の岩があった。
岩の影から挑発するAを私は右、左と小刻みに動いて翻弄した。
すると、ビルの合間からCが来て、魚の目をしたまま
「見つけた!!いっちゃん、見つけた!!」と迫ってきた。
私の追っ手である。
私はAが此幸いと逃げだそうとするのを目の端でとらえ、
Cを無視してAに飛びかかった。
Aを捕まえた。
***暗転***
刑事に連行された。Aと私。
警察ではなく、綺麗なホテルのある一室-吹き抜けのホール-で取り調べがおこなわれた。
「どっちが犯人か解らないなぁ」
オレンジが言った。
「テストをしようか、今からこの肉を
-と言って机におかれた、Aが取った肉のビニー袋を指す。
証拠品として没収されたのだ-
食料!と言って指すから、飛びついた方が犯人ね」
「食料!!」
私はバッと手をふくらはぎに押しつけるように引っ込めた。
Aは椅子から乗り出して、肉の袋を触ろうとした。
「あーあ」刑事はニヤニヤ笑った。「そんじゃ、もう一回」
『食料と言ったら手を引っ込める、食料と言ったら手を引っ込める』
私は頭の中で何遍も繰り返した。
「肉!!」刑事が叫んだ。
Aがバッと乗り出す。私は手を引っ込める。
「いっちゃーん、なにしてんの?肉って言われたら手を出すんだよぉ?」
Aがニヤニヤして言った。刑事も笑ってる。
『そうだったのか』焦りながら私は汗をかいた。
これで1対1になった。
「よし、次で決めよう」刑事が納得したように言った。
「このテストで決めるんですか?」こんな重大なことを。私は思った。
刑事が信じられなかった。「そうですよ」無表情に刑事は言った。
私とA、二人は刑事の指示で机の上に手をおいた。
「肉は引っ込める、食料、は出す」間違った呪文を唱えながら私はそのときを待った。
喉がからからした。
「食料!!」刑事が叫んだ!
二人とも、手を引っ込めた。出さなかった。
「うーん・・・」刑事はちょっと考えたあと、
「Aが犯人!!」と言ってAの腕に手錠をかけた。
「ナンで!!?」焦るA。
「何となく」刑事は笑っていった。
そしてAが逮捕された。
部屋を出るとわっとマスコミが群がってきた。
私が犯人だとかき立てた彼らにしてみればこのことは大事件なのだ。
私は冷たい目で彼らを見渡すと、
「今日は疲れているのであなた方の相手は出来ません」と言った。
無性にシャワーが浴びたかった。
2001-01-23 09:00:00
Series.
夢日記
卑弥呼になった夢
夢の中で私は卑弥呼であった。
私は屋敷にいた。その主だった。
屋敷の庭に三段重ねの大きな風呂があって、黒と赤の柱で出来ていた。
風呂の横側に外にでるための門があった。
風呂を三段に重ねたところには階段がないので
一気に地上まで降りる「流れるすべり台」が左っかわに付いていた。
卑弥呼は一番上の風呂のそのまた上にある細長い梁の上にいて、
「ああ、なんと狭きことか」と憂いていた。
すると、門のほうから悲鳴が聞こえたので、流れるすべり台にのって
悲鳴の方へ行こうとした。ぴゅーーーーーっと滑ると滑りが良すぎて
地に着く暇もなく、門の上に飛び出した。
卑弥呼が10点満点の着地をして、見ると、
物の怪が門の所に付いている鋼の鐘をつり下げている縄を握って、
鋼の鐘を地におろしていた。
「お前、その中にあるのはなんだ」私は威張り腐って言った。
「ほぉれ返すぞ」物の怪はごわわわんと鐘をつり上げた。
その中にいたのは昔の人の格好をした私の旦那だった。
(実際にはそんな人はいない)
サイズは5分の1で小さな石になっている。こちこちだ。
「お前、なんて事を」
「ふっふっふ、お前もこれで終わりだ。
この縄は(と言って握った縄を掲げる)この鐘の中に続いている。
この水は(と言ってモウ一方の手に持っていた瓶を掲げる)雫を一粒浴びただけで
石になってしまう水だ、さぁ、こっちに来い」
物の怪は瓶を開けると、縄に、中の水を垂らした。
縄を伝って水が鐘の中に入り、鐘の中の地面にぽたり、ぽたりと垂れた。
(あの鐘にハイってしまったら終わりだ)
手元にある旦那のように。
私はちょっと考えて物の怪を読んだ。
「ねぇ、物の怪、こっちに来て見ろ」
「なんだ」
間抜けなことになんの疑いも持たずに物の怪は鐘の下に動いた。
今だ!私は強く「わ・た・し・は・ひ・み・こ」と願った。
するとどーーーーんと鐘が落ちた。
ぽたり、と雫が物の怪に垂れる。
しゅわわわわと音がして、物の怪が石に、
旦那が元の人間に戻った。
ぐわーんと梁に上がる、鐘。
「ヨカッタァ」と言って旦那の方を見ると、
「可愛そうに。こんなに可愛そうな人はいない」
と言って物の怪をなでている。
「早く壊しちゃおうよ」と言っても、
「可愛そうに、可愛そうに」と止めない。
いい加減腹が立った。
2001-01-23 09:00:00
Series.
夢日記
ルパン三世の夢
私は新米刑事である宗教の見張り役を仰せつかった。
妹と弟とでその宗教に忍び込むことになった。
二階の障子からバック転で忍び込む私たち。
そこは赤と黒で出来た純和風の広いお屋敷だった。
赤と黒の柱が綺麗に並んでいる。
どうやら今は宗教会のようで、人々の姿はなく、
私たちは思う存分屋敷を探検できた。
ふと、ある廊下に迷い込む私。
廊下の片方は黒い庭に面していて
モウ片方は大きな襖が黒い柱に挟まれてずらーーーーっと並んでいる。
すこし行ったところにある、一際大きな襖から
みそぼそとざわめきが漏れていた。
私はちょっと緊張しながらその襖をそっと開いた。
金色の袈裟を着、金色の三角帽をかぶった爺を中心に
取り囲むようにして人々がお祈りをしている。
意味の分からない呟きが一定のリズムで力強く流れている。
正面の壁に赤と黒の花で囲まれた大きな絵があり、
その前に赤と黒の台があって、妊婦が横たわっていた。
(この宗教は、妊娠している人を病院に行かず自力で出産させることを良しとしているのだ)
ふとそう気がついた。
現に妊婦の股に1人の宗教尼が近づいていく、その手には黒いはさみが握られている。
尼はおもむろに妊婦の股に手を突っ込むと
大根でも引き抜くようにずるりと大きな赤子を引き抜いた。
赤子は太っていて、大人の足を二倍にしたような太い臍の緒を持っていた。
「えーと、これを切ればいいのよね」
尼はそう呟くと何気なく臍の緒をちょきんと切った。
「うぎゃあああああ」と妊婦が叫び、
臍の緒の切れ目から血が噴き出した。途端に死亡する、妊婦と赤子。
見ると台の横に警察がいて、数人周りを取り囲んでいた様だが誰も慌てず、
尼の行動を止めるモノもなかった。
私はそれを見てぞっとしてカタリと足下の柱をならしてしまった。
バッと宗教人達がこちらを振り返る。
恐ろしくなりとっさに「逃げなければ」と思って私は走り出した。
いつの間にか黒い庭だと思っていた所は庭ではなく、大きな十字路になっていた。
私は車の飛び交う中、
一つの赤いスポーツカーからルパン三世が手招きしているのに気がついた。
走りながらその車に乗り込む。
後ろから追いかけてくる、宗教人と警官達。
私たちは車を走りに走らせてとある住宅地の一角に逃げ込んだ。
そこに人ほどの大きさの丸っこいロボットと四角い青いロボットがいて、
ルパンが丸いロボットを指して「あれは俺達のロボだ」と言った。
じゃぁ四角い青いロボは私のだな、と思った。
私がその四角いロボットに乗り込むと、ルパンも続けて乗り込んできて、
「これ飛べるんだろう」と言った。
見るとルパンのロボットは決して早いとは言えない歩みで
ぎぃがしゃ、ぎぃがしゃと道を行ってしまっている。
「あれは飛べないんだ」とルパンが言った。
そういわれるとこのロボは飛べるような気がしてきて
私は操縦桿をぎゅっとにぎってグイッと引っ張ってみた。
浮き立つロボット。
しかし不安定でそんなに高く飛べない。
路地に間一髪でなだれ込んできた宗教人達。
「もっと高く飛べないのか?」とルパンが聞いてきたので
「高く飛んだら宗教人達に基地がみつかっちゃうじゃん」と言って誤魔化した。
2001-01-23 09:00:00
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私と私の友だちは働いていた。
その研究所に行く道すがら、
道路の左側の歩道を渉っていると、
小さな子供のような大人が、歩道と車道を区切る植木の隙間から、
信号が近くにあるのに、(そして青なのに)車が少ないのをみはからって
ひょい、ひょいっと幾人も向こう岸に渉っていく。
私も「ああ、そうか、車がないし、良いんだ」と思って、
車がごうごう流れる隙間をひょういひょういと向こう岸に渉った。
渉りきると目の前に暗いデパートがあって、
中から私を呼ぶ声がした。
研究所ではないはずなのに何故か此処は研究所なのだと思って、
デパートに入っていった。
入ると、宇宙開発者達が大勢居て、
電気のない暗い部屋に、横長の机を数個置いて、3人ずつ座っていた。
彼らは1人ずつ持ってきたらしい、
可愛らしい、チェックや豚柄のテーブルクロスを
机にかけて、おとなしく座っていた。
黒板の前に銀色の筒や管などにスープやご飯が入っていて、
そこで1人ずつお玉を使って給食を取っていた。
まるで、小学校の給食のような眺めだった。
私は一番奥の机につくと、
其処にいた友だちに「給食美味しいね」と言って
いつの間にか持っていたお弁当を開けて食べだした。
なんだか友だちは誰かが漏らしただとかそう言うことを言っていた。
無駄話が弾む。
ふと訪れる沈黙。
私は沈黙がイヤで、「相性占いって知ってる?」
「うん、知ってるよ」
「それで占ったらさぁ、あたし達全員相性悪いよ」
「私たちの誕生日、知ってるの?」
「え、、、、、
た、確か、Sちゃんが、、、私と1月違いなんだよね」
「うん」
私は1回目を瞑って、
「11月24日?」
「違うよ~」
しまった9月の方だったか。
「間違っちゃった、Sちゃんと私の相性はいいかも
Aちゃんは10月4日だよね」
「うん」
「あんたの誕生日は忘れない」
「じゃぁ私は?」Tが身を乗り出して言う。
「えーーーーっと、、、
確か、珍しい誕生日だった、、、、」
「ううん」
「2月28日?」
「違うよ、Tさんは11月25日」
Sが無表情に言う。
「珍しい月だと思ってたから間違っちゃった、
まだ14才なんだーとか思いながら入力しちゃった。」
「うーん」
(ちなみに言っていた誕生日&計算は全然間違ってます)
私はふと、チョコレートケーキが食べたいなぁと思った。
そこで目が覚めた。