花の星
>>
徒然記
>> (2)
Series:
自作ゲームのこと
日常徒然
日々徒然
日々スケッチ
感想&おすすめ
展示会のお知らせ
夢日記
サイトのこと
ゲームプレイ日記
Year:
2023
2022
2021
2020
2019
2018
2017
2016
2008
2007
2001
2001-01-23 09:00:00
透明なモンスター
学校で課題が出て、外国の絵を描いた。
外国語が必要なので辞書を使って調べたり、
油絵を家の中から探したりして、なんのかんのして
結局深夜までかかってしまった。
黙々と作業をこなしていると、ドアにノックの音がした。
夢の中で私は実家にいて、実家の二階の自分の部屋にいた。
部屋のドアを開ければ其処は下に続く階段だ。
右に階段、正面にもう一部屋、座敷がある。
踊り場は申し訳程度にあるぐらいで、私の部屋をノックするには
階段に立つか正面の部屋から手を伸ばすかしかない。
正面の部屋にいる母達はもう寝てしまっただろうから、
ノックの音は階段からと言うことになる。
私は誰だろうと思いながら戸を開けた。
階段に透明なモンスターが立っていた。
モンスターは体がごつい男で、頭が牛の形をしていた。
全て半透明でかろうじて輪郭が後ろの景色を歪ませて見えた。
私は踊り場に居る小さな本棚の上にのっている石を数個とって
モンスターに投げつけ、追っ払おうとした。
石はモンスターを抜き通ってゴンゴンと階段にあたった。
正面の障子が開いて、母が顔を出し「何やってるの」と聞いてきた。
「モンスターが」
「なに?何処にもいないじゃない」
「いるよ、ほら、そこにさ、透明なのが」
「いないじゃない」
どうやら母にはモンスターの姿は見えないらしかった。
Series.
夢日記
2001-01-23 09:00:00
猫とカメラ
暗い家。
電気をつけても暗い家。
庭越しに面している
縦長で四つ連なっている大きな窓の一つを開けて
家の隣の人が恋人から貰った猫の肉と毛でできた首輪を
見せに来た。
「どう?良いでしょうこれ?」
「此処でつけるわ」
首飾りをつけると地味なお隣さんがよりいっそう地味に見えた。
「いいですね」
私はカメラを取り出して言った。
座敷に座っていた叔母さんもカメラを手に持つ。
パシャ、写真を撮る。パシャパシャ。
何処かで人のざわめきが聞こえる。
つけっぱなしのテレビから誰かの声が聞こえる。
パシャ。
お隣さんも写真を撮る。
写真を撮ってる私たちの写真を撮る。
パシャパシャパシャ。
しばらく無言で互いに写真を撮っていた。
音と言えばテレビのざわめきだけ。
パシャパシャ。
お隣さんは満足げに隣に帰っていった。
ため息をついてカメラを座敷に転がす。
途端に啼く、カメラ。
にゃー
にゃー
にゃー
カメラから猫の鳴き声が響く。
子猫の鳴き声。
彼女の、お隣さんの本当の恋人が戻ってきて
この鳴き声を聞いてしまったらえらいことになる。
私たちは必死に隠そうとした。
座敷の窓を開けて外に出してみる。カメラを。
声は大きくて、
「これをガラッと開けられちゃうわね。」
窓に触りながら私は言った。
きっと不審に思った恋人が窓を開けてしまう。
にゃーにゃーにゃー
叔母さんがラジオの側に置いて
「これはテープですよー」
テープ。と言った。
隣から悲鳴が聞こえる。
きゃーーーーー!
「無くしたわ!!」
お隣さんが暗い窓を開けて飛び込んでくる。
首飾りのことだと。すぐに気がついたので
「探してあげますよ」と言った。
Series.
夢日記
2001-01-23 09:00:00
マネキンと私
始まりは修学旅行だった。
それだけは覚えているのだが、
何故か気がついたら私は人を殺していた。
もんぺのおじさんが胸を刺されてぐったりと白目をむいていた。
私の手に握られた包丁は
ぽたぽたと滴を垂らしている。
血の滴だ。
うわうわうわ、どうしよう
とりあえずおじさんをお風呂に入れて
血を洗い流すことにした。
何故かは判らないがそうしなければいけないような気がした。
外は嵐のようで風呂場の窓から轟々と暗い風が吹いているのが見える。
風呂には先客が居た。
首を絞められて死んでいる真っ裸のきれいなおねいさんだ。
これも私が殺したのか?
記憶を探ってもナンにも判らない。
微かに「おじさんが殺した」ような気がするだけだ。
とりあえず風呂にはおねいさんが入っているので
洗い場でおじさんを寝かせる。
おじさんの体を洗おうとすると
ドン!ドンドン!!
と激しく風呂場の窓を叩く人がいる。
見るとはげの女のマネキンが、首を真上に揺すって
あり得ない格好で踊るように激しく窓を叩いていた。
激しく吹きすさぶ風のせいか
マネキンの首はカックンカックン揺れて今にもとれそうだ。
何故か私は拳銃を持っていたので
バンバンとマネキンを撃った。
ガラスがガシャンガシャンと割れて何発かの玉がマネキンにあたった。
しかしマネキンはふらふらと遠のくだけで
おじさんを洗おうとすると戻ってきて
ドンッドン!!と窓を叩く。
割れたガラスは何故かもとに戻っていた。「判ったよ、これが欲しいんだろ!!」と叫んで
おじさんをマネキンに向かって投げた。
カシャーンと大きな穴を作っておじさんはマネキンに体当たりをした。
マネキンは嬉しそうにおじさんを抱えて
暗い闇の中に去っていった。
人を殺してしまったのでもうここにいられないので
此処から逃げることにした。
いつの間にか朝になっていて嵐は収まっていた。
外にでて家の前で手を挙げるとバスがキキィと目の前で止まった。
乗り込むと数人の見知った顔がチラホラしている。
そういえば修学旅行だったのでこれはきっと送り迎えのバスなのだろう。
みんな何故かぐったりしていた。
他の人は?と先生が聞くと
「死にました」と誰かが言った。
そう、と先生が言ってバスが発車した。
バスは大きな川の横を走っていった。
川は流れているが、緩やかで、淀みの方が多かった。
所々に泥の固まりのような島がグニャンと積み重なっていた。
バスは前に見える山に向かっているようだった。
川もそこから流れていた。
「、、、先生、あれ何」
バスが走って暫くすると小声で誰かが聞いた。
「、、、マネキンだ」
泥の山に、泥の中に、
恐ろしいほどの数のマネキンが突き刺さっていた。
よく見ると、川にも緩やかだが大量に、マネキンが流れている。
全て裸でハゲで女のマネキンだった。
みんな唖然としてその光景に見入った。
「あ、」
と思わず声が出てしまって口を手で押さえた。
川が歪み、とぎれ池のようになっているところに
おじさんが居た。
数体のマネキンにまあるく取り囲まれユラユラと浮いている。
他のマネキンは全て悲哀の表情を浮かべているのに
そこにいるマネキン達は何故か至福の表情を浮かべていた。
そのとき何故か此処にいるマネキンは全てマネキンなんかじゃなく
生きていた人間なのだと思った。
そしてこの事態は全ておじさんのせいなのだと思った。
おじさんの胸から血が、花のように美しく揺らめいていた。
山のてっぺんの駅に着くと、そこはサウナだった。
ぐったりとした人間が一杯熱さの中で汗を流していた。
入り口の横に細い窓があって
駅だった証拠にそこに、ロープウェイがあったが
そのロープはぶちきれ、
車体がグシャリとつぶれていた。
みんなは慌てた、これはどう言うことだと誰かが小声で叫んだ。
ざわざわとしていたが、誰もその理由を知ることは出来なかった。
サウナの番をしているらしいお爺さんが
「この村からでることはまかりならんよ、
そういうおきてなんだ。
みんなマネキンになっちまうだ。
マネキンにな。」
みんなは恐ろしさにひぃひぃと泣いた。
私はサウナのその窓の横に座っている女の子に
「これは本当なの?」と聞いた。
「、、、頭をつけて、誰にも言えないから、抜け出す方法を教えてあげる。
だれにも知られちゃいけないから、
+*@;:
(テレパスのことか知らないが、
よく解らない言語で彼女はある単語を言った。)で、教えてあげる」
彼女の額に額をつけると
あるイメージが私の脳に流れ込んできた。
それは抽象的でモヤモヤとしたオレンジ色の霧のような物だった。
それでも私は此処から抜け出す術を知った。
壊れたロープウエィの窓の横に
人一人立つのがやっとの小さな長細い窓があって
そこに一本の拙いロープがぶら下がってあった。
手をかけるように丸くいわかれている。私はそこに手をかけ、しっかりと握ると
「よく見ろー!!これが生きる道だぁ!!」と叫んで
がっと、窓をけった。
ターザンよろしく私はシャーーーーーッとロープで滑っていった。
風がごうごうと顔に当たって息もするのも難しい。
私は目を瞑り、運命に全てを任せた。
次に目を開けたときは現実だった。
Series.
夢日記
2001-01-23 09:00:00
深いトイレ
汚い夢を見ました。
食事中はご遠慮下さい。
とても深い、長方形で赤いタイルのトイレの夢を見た。
そのトイレは私のうちの座敷の部屋の玄関から真ん前にあり、臭かった。
それはとても深くて
長方形の穴の中のずっと底の方に四角い和式のトイレがあるのだった。
私たちはとても器用にそのトイレで用を足した。
そしてトイレが詰まった。
とても深いので座敷まで溢れては来なかったが、
底の方の四角い和式トイレはすでに汚物の混じった水に浸されていた。
私たちは長い竿の枝にトカゲをつけて
そのトイレのつまりを治そうと操ってみた。
ぼちゃっと音がしてトカゲが水を泳ぐ。
予想を遙かに超えて、(メモにそう書いてあった)
トカゲはすぐにおぼれて、
水の中から
「糞は苦く水は甘い!!火トカゲだってイヤなんだ!!」と叫んだ。
それを聞いた兎が
「水は甘いんでしょ?」と
その中に行きたがって大変だった。
Series.
夢日記
2001-01-23 09:00:00
運転するおばぁちゃん
見知らぬお婆さんの運転する車(ぽるしぇ)でドライブに行く夢を見た。
妹はすでに家にいなくてどっかの家に泊まりに行ってしまった後だったので
叔母さんと私と叔母さんの友達と私の友達の4人が車に乗って
レッツゴーとばかりにお婆さんをせかした。
わたしは助手席で他の3人は後ろに座った。
お婆さんは「それで目が見えてるの?」というほどに皺くちゃで
小さくて頼りなかった。
細い指でフルフル震えながら運転する車はそれなりにスリルがあって面白かった。
山脈に入り、木々の生い茂った山に車ではいると、
そこは「ピクニックの山」だったらしくて
行楽にきていた家族たちが山頂の丸く木々に囲まれた芝生の上で
ござを広げておいしそうなお弁当を食べていた。
そこに見知らぬ家族と妹が楽しげにピクニックしていたので、
妹に声をかけて車に乗せようと引きずり押し込んだ。
見知らぬ家族たちが驚いて車にすがり付いてきたので
お婆さんに「はやく、はやく、」とせかして
車のドアーをこじ開けようと窓から侵入してくる腕をぐいっとねじって
がーっと窓を閉めた。
オバァさんはフルフル震えながらも車を孟発進させて、その家族を振り切った。
平和な芝生の上にタイヤの後をつけてきききききぃと車は走り去った。
山を降りると、大きな高速道路があって、
山の境に隣接するようにがーがーと車が流れていた。
降りると山のふもとには大きな穴があいていてその先にも道路が流れていた。
山は獣の道のような芝生の道と、
(これは今車で降りてきた道です)
崖のように大きなカーブをかいて盛り上がっているところと
(横から見るとこんなふうに>~|)
その道路に続く穴とで三つの道ができていた。
それ以外は柵でぐるりと囲まれていた。
オバァさんが高速道路の車の流れに入るためにいったん停止すると、
どこかでラジオが鳴って
「火山が噴火しました、火山が噴火しました!
すぐに逃げてください、火山灰が来ます!!」
とアナウンスが流れた。
見ると、高速道路の流れていく先のほうで火山がもくもくと煙を噴出しているのが見えた。
私たちは車から降りてみた。
するとすぐにオバァチャンが灰だらけになってしまった。
妹が「私、ちょっと見てくる(多分さっきの家族のことだと思う)」といって
どこからか自転車を取り出して上に行くほど下に曲がる崖をがーっと駆け上がっていった。
しかし、どうしても盛り上がっているところが超えられず
(つまりそれほど急カーブをかいて下に曲がっているということです)
途中で逆さまに落ちてしまった。
私たちは超能力を使って彼女を浮かばせて、もう一度チャレンジ!と叫んで
崖の下に自転車ごとおろした(超能力が使えるなら、崖の上にあげてやれよ)
しかしどうしても妹はその崖を越えることができず、
何回も落ちてくるので仕方が無いので車で
今きた獣の道を引き返すことにした。
Series.
夢日記
2001-01-23 09:00:00
珠子
友達がたまこの話をしていた。
たまことは虐められっこであるらしい。
友達は怒っていた。
なんか前に見て書き忘れた夢なので
あんまり覚えてないのです。
メモ通りに書きます。
そのまま歌でした。
「虐められているのよ、あんなに虐められるなら、やめればいいのに
何故にやめないのかしら」
「そうだね」
「そうだ、たまこの歌があるのよ、歌ってアゲル」
「いいよ!」
ギターを取り出す友達
「いいって言ってるでしょ!!」
「♪~24番
たまこ!!
宇宙レシーブいきまーす!!
たまこ!!
ソーレ!!
バカアホバカバカ
たまこ!!」
(此処から夢が混同して私はたまこになった)
♪~
苦しくったってぇ~
辛くったってぇ~
たまこは負けないの♪
だってだって恋人が居るから~
(セリフ)
「たまこ、愛してるよ」
私もよ~♪
テストは何故か勉強もしていないのに95点~♪
みんなにねたまれる~♪
「そうだ!白紙で出せば!」
71点♪
「何故・・・白紙なのに何故・・・」
お星様のバカ~♪
75点を取った女~♪
「ひゃっほっほ、たまこにかったわ!」
そうだ~たまこ、おにぃちゃんはね~♪
朝はきたきた通りを通ってェ~
「結婚してもいいよ」
「え!?」
(コーラス)恋人のことだった~♪
以上、
なんか楽しかったです。
Series.
夢日記
2001-01-23 09:00:00
池に家を建てる
友達と、池に家を建てる夢を見た。
四角い木を積み合わせて作るのだ。
家はぐらぐら揺れ、危なっかしい。
何とか建てると、それでもまだぐらぐらしている。
しかも友達が「洗濯物を干す」と言いだした。
やめろと言っているのに干し出す。
あんまり上の上にと干すので
家は崩れた。
池にぼちゃんと落っこちたわたしは
池の味がコーラの味なので驚いた。
友達が魚になって
「池も悪くないね」と言った。
私も気がついたら魚だった。
魚が嫌いな友達は、
自分だって魚のくせに、
私が魚だということに気がつくと
「ち、近づくなぁ」と逃げていった。
コーラの泡が、パシュパシュと痛かった。
Series.
夢日記
2001-01-23 09:00:00
遊園地の係り
遊園地の係りになった夢を見た。
控え室で茶を飲んでいると
遊園地で倒れた女の子が運ばれてくる。
私はその子に向かって
「あんた、注意事項を読んだだろうね」
と、注意事項が羅列してある看板を指していった。
「読まなきゃ遊園地は遊んじゃダメなんだよっ
ほら、此処に『ちゃんと食事は取って』って書いてある。
ちゃんと取ったのかい!!
嘘付いてもダメなんだからね!!」
「ち・違うんです」ヒックヒックと泣きながら女の子は言った。
「食べたくても食べられないんです」
そして私は女の子に連れられて外にでた。
観覧車の前に行く。「ここは別名唾降る雨と呼ばれていて・・・」
見ると観覧車は普通の観覧車ではなく、
車の椅子のような物にシートベルトで座った人々が
そのまま上がっていって回っている。
ある人が目の前の人がポップコーンを持っているのを見て
唾をたらした。
すると連鎖するように観覧車に乗る全ての人々が唾を垂らしだした。
それがぽたぽたと雨のように降ってくる。
「この状況でどうやって食べればいいのか!!」
そういって女の子はワーーッと号泣しだした。
私も涙をちょっと浮かべてハンカチがないのでちり紙を女の子に渡した。
Series.
夢日記
2001-01-23 09:00:00
不時着
私たちは宇宙船に乗って飛んでいた。
そして宇宙船が煙を吐き出したのである星に不時着した。
最初降りたところは砂浜だった、
とても長い階段が砂浜の横にのびていた。
私と友達は他の船員が怖がっているので二人でその階段を上ってみた。
階段を上がりきると長い踊り場で、反対側に降りるための長い階段があった。
踊り場から見ると、砂浜の反対側は木々が生い茂り、
その木々が四角い囲いのようになって
その箱庭のような場所に、黄色い砂が敷き詰められていた。
囲いの中にゆったりと動く、動物たちが居て、
ゾウやキリンや馬にに似ていて
しかし似ていなくて
とても大きくて粘土細工のようにぶよぶよしていた。
みんな同じサイズだった。
恐竜ぐらいあるかと思われるサイズだった。
色はパステルカラーで「平和」がそのまま形を取ったような感じだった。
動物たちはゆったりと囲いの木の実をもいだりしていた、
「何あのでかさ、こ・こわい」
「でも、食料はあれしかないよ」
「あんなのに踏みつぶされたら元も子もないわ。降りない方が良いわよ」
「でも、敵愾心はないみたいだよ・・・この十円で試してみよう」
私はポッケットに入っていた十円玉を大量に
階段の上から囲いの中に撒いてみた。
ちゃりーんちゃりーんと音がして、
動物たちは驚いたようにゆっくりと一カ所に集まりだした。
怯えているようだった。
階段から遠ざかるように集まった動物たちを見て、
私は今だと思った。
「私、取ってくる」
階段をおりて真っ正面にあった木の実を私は一つもいだ。
すると、馬が鼻だけをグニューーーッと飴のように伸ばして
くんくんと私の匂いをかいだ。
その匂いは人間という生物を知るために匂いであった。
馬や動物たちは匂いを通じてテレパスで生物の特性を知るのだった。
私に何をかいだのかは知らない。
しかし馬の鼻はぶるぶると震えだして来たときの二倍の早さで元に戻り、
動物たちは震えながら体を寄せ合ってこっちを見ていた。
Series.
夢日記
2001-01-23 09:00:00
神・バロン
私は幽体となって友達と二人で飛んでいた。
ある諸島の上にある町に気まぐれでおりると、そこのオサのような人が
「この町の神の壺がなくなってしまい、とても困っている」
と言った。
そこで友達と二人で
(何故か壺は海に落ちているとわかっていた)
この諸島を取り囲む海にダイブして壺を探し出した。
見つけた壺は妙な形をしていて、
上と真横に細長い線のような穴が空いていた。
海の上にたちながら私たちはそれをつくづくと眺めた。
その中に水がたまっていて友達はそれを真横の穴から指ですくって嘗めた。
「甘い。」
「のむなよ」
制止の声も聞かず友達は何回も何回もその水を嘗め、
しまいには壺を両手でもって
ごくごくと水を飲み始めた。
「あおーん」と獣のような嘆き声が壺から響いたと想うと、
狛犬が真横の穴から膨らみながらするっと飛び出してきて
あおーんともう一泣きすると空に向かって飛んでいってしまった。
{そうしてバロンは泣きながら飛んでいってしまったのです}
とアナウンスが流れ
何故かあの犬が壺に棲んでいた神様でバロンだったと気がついた。
友達に怒ろうと振り向くと、
壺の水を嘗めながら
「もう甘くない」
「そのかわり」
「鼻から血が出る」
と言って鼻から血を出してきた。
「だすなよ」と言って夢から目が覚めた。
Series.
夢日記
2001-01-23 09:00:00
蛇
蛇から逃げる夢を見た。
祭りで「蛇救い」ナル物があって、
蛇を金魚のように手ですくう、
そんなお店がある一方に連なってやっていた。
みんな蛇の気持ち悪さにキャァキャア言いながらゲームを楽しんでいた。
お店は三つ、右から順に蛇が大きくなっていく。
大きい蛇をすくうようにとなっていく。
私は一番小さい蛇を両手で思いっきりすくって、
「おじさん、これ頂戴」と言った。
おじさんは蛇用のかごの中にその何十匹と絡まった蛇たちを入れて、
私に「ん」と渡してくれた。
一番大きな蛇の所へゆくと、
「すえないのは可愛そうだから君にこれをあげよう」
と言って店子の人が大きな蛇を2匹、
特殊な檻に入れて私にくれた。
夢の中のルールという物があって、
今日のこの夢のルールは
「違う種類の蛇を檻からだして一緒にしてはいけない」だった。
しかし、その大きな蛇の入った檻を
小さな蛇たちのいる手持ちかごの中に入れると、狭かったのか、
檻は音を立てて壊れてしまい、
たちまち、2種類の蛇は重なり合い、大きな蛇が
口を開けて小さな蛇たちを食べ出してしまった。
大きな蛇は小さな蛇を食べて見る間に人間ほどもある大きさへと
成長していった。
{これぞ大蛇}と思った。
蛇たちはあらかた小さな蛇を食い尽くすと、
私を見て、しゃーっと言った。
周りの人間はそんな騒ぎにも気がつかないかの様に祭りを続けている。
{逃げなきゃ}
私は下駄の鼻緒を切って、蛇から逃げ出した。
ものすごい早さで、はいずり、追う2匹の大蛇。
ぜぇはぁと行くと、古びた屋敷があったのでそこにはいると、
蛇は中まで入ってきた様子。
私はいつの間にか側にいた「おじさん」(現実にはそんな者は居ない)と、
相談をして、屋敷ごと大蛇を燃やしてしまうことにした。
家に火をつけると古びた障子に大蛇の影が映って
「ぐぎゃーーーーーーー」と悲鳴が上がって燃えた。
私たちは火の海から何とか逃げると、
燃えさかる家に興奮したのか、おじさんが外で
「うほーーーーーー!!」と叫んで腰降りダンスを始めた。
Series.
夢日記
2001-01-23 09:00:00
塔の上
塔の上に私はいた。
そこで生クリームを練っていた。
今日は人が来るのだ。
パーティーなのだ。
私のいる部屋から螺旋階段を挟んでエレベータが見える。
あそこからお客様が来るのだ。
チンと音がしてエレベータ-が開く。
「お誕生日お目でとぅウウウ!!!!」
大勢の魔女達がわっとエレベータから押し寄せてくる。
「ありがとう!」
「ねね、これ食べてみて、これ、」
と言って今まで手で練っていた生クリームを魔女の集団に差し出す。
「きっと美味しくできたと思うんだけど!」
生クリームにはキュウリとイチゴが埋まっている。
手で抱えていたせいで人肌になま暖かい。
魔女達は顔を見合わせ、そっとエレベーターに戻ると
「チン」と下まで戻っていってしまった。
「美味しいと思うのよ。」
そう言って自分で生クリームを食べた。
キュウリが甘くてまずかった。
Series.
夢日記
2001-01-23 09:00:00
砂漠を渉る
見渡り限り砂漠の地で茶色い岩肌を見せる山崖近くに
ひとつ聳え立つ小さな崖に二人の人間がぶら下がっていた。
一人はその崖の近くにある集落の長で不思議な被り物と化粧をしていた。
もう一人は死神のような黒い衣装に金色の骸骨の顔を持っていた。
どうやら、集落にきた旅人らしい。
なぜ二人がこんなところにぶら下がっているのか解らなかったが
私はその二人を崖のすぐそばから見下ろすようにたっていた。
二人はぶら下がりながら戦っており、キィンキンと
二人の持っている金属が音を立てていた。
私は「落とさなきゃ」という激情に駆られ
集落の長に岩を落としたり蹴ったりして落とした(長を)。
長は「しまった、なぜなぜなぁい」と叫んで崖の下に落ちた。
落ちると、ぼすっと音がして、長は大の字に砂に埋まった。
長は見る見るうちに顔がぐずぐずに崩れだし、
しゅわしゅわしゅわーっと砂に溶けていってしまった。
残ったのは長の衣装ばかり・・・。
ぶら下がっていた旅人が、ぶら下がりながら
「ありがとう、これで飛んでいける」といって
金色の骸骨を崖につかまっている体を残して飛ばした。
骸骨はひゅーーーーーーっと飛んでいって空にきらりと消えた。
「こいこいこい」と変な呪文みたいな声が飛んでいったあたりから聞こえた。
すると近くの山肌が、ガラガラガラーと崩れて
小さな穴が開くと、中に金色の羽が揺らいでいた。
(なぜかそれを見て私は招き猫だと思った)
その金色の羽は不老長寿の薬だと、すぐにわかったので、
ここが崖だということも忘れてそっちに向かって走った。
すぐに地面がなくなって私は落ちた。
Series.
夢日記
2001-01-23 09:00:00
友達は爆弾魔
友達が爆弾魔である夢を見た。
学校、寺、病院と次々に町を破壊しまくった。
私は病院に私の家族が居ると言うことで
その友達を連れ立って探しに行った。
瓦礫を避けながら行くと所々に黒こげの死体。
凄惨な雰囲気が漂っている。
エレベーターの下で倒れている黒こげの死体に、
友達が「あ」と言って駆け寄り、
ひっくり返すと、父であった。
半身が黒こげで半身はナンでもないように
いつもの父なので非道く不気味であった。
いつもの半身をこちらに向けて
「ああ、おい、どうだい、機嫌は?」と言った。
さらにそのエレベーターで上へあがっていくと、
叔母さんが廊下までずれたベットの上で地図に色を塗っていた。
「どうしたの?」
と聞くとその地図を見せて
「この三つの爆発地点の半径1キロメートルに
病院寮と学校寮がある。」と言った。
学校寮は友達が住んでいる寮だ。
「病院は爆発されたから病院寮に犯人は居ないんじゃない?」
とお婆ちゃんが言うと、急に友達は青ざめて
「あ、あたしもう帰るから」と言って帰ろうとした。
しかし次の瞬間に瓦礫をくぐって警察が大勢押し掛けてきて、
友達に「爆発魔ですね?逮捕します」と言って
逮捕していってしまった。
「もしかしたら彼女は死刑になるかも知れないな」と父が言った。
Series.
夢日記
2001-01-23 09:00:00
恐竜
今日の夢は私は出てこなかった。
変わりに腹の太ったおじさんが出てきて
童話のようにそのおじさんにストーリーアナウンスがかかって
話が進められていった。
なるべくその通りに書こうと思うが、良く覚えていないので上手くいくかな。
煉瓦の家、アメリカのように大きく木々に囲まれた家。
その木々の側でおじさんは恐竜を見つけたのです。
「おや、こりゃなんて言うことだ」
卵のように小さく震えている首長竜をそっと手で拾うと
おじさんはまじまじとその竜を見つめました。
「こんな事ってあるもんか、こんな小さな竜だなんてさ」
そういって不思議がりましたが
その竜はたいそう可愛らしかったのでおじさんはまぁ良しとして
家の中にその竜を持って入りました。
大勢の人がせわしなげに彷徨いています。
みんな土足のままである一点・・・
本棚を中心にそわそわそわそわと動いています。
たばこを吸ったりそこにある物をけったりしておじさんの家を汚し放題です。
「おい、君たちは何をして居るんだ!」
「やぁ、おじさん、」奥から可愛くない孫が出てきました。
「大変なんだよ、本棚にね生き物が居ることがわかったんだ。」
「なんだと?」
行ってみると、
お医者さんのような人が聴診器を本棚の奥に当てているところでした。
「聞こえる・・・微かだが・・・、確かにいる」
おじさんは驚いてその医者の隣に座ると、本をどけて、本棚を触ってみました。
すると、ある一角がこぶのようにまあるく盛り上がって居るではないですか。
おじさんはそのこぶを数回撫でるとそっと耳をつけてみました。
(きゅーきゅー)何かが泣いているような声がします。
{恐竜だ}おじさんはすぐに気がつきました。
{怯えてる}
そこでおじさんは大勢いた人々をムチで追い出したのです。
追い出した勢いで外に出ると、大きな恐竜がいて
おじさんの家のすぐ側に立っている木の葉をむしゃりむしゃりと食べて居るではないですか。
「うひ!」おじさんは叫びました。
「アノコは元気かい?」恐竜がおじさんをじろっと睨みました。
その瞬間におじさんはわかりました。
「あんたがアノコをあんな所に捨てたんだな!」
おじさんはカンカンになって言いました。
「何か不都合でもあるのかい?金は払ったはずだよ。5000万」
「え?ああ、そうなのかい?それじゃあ仕方がないな。」
おじさんはお金を払われた覚えはないが、払われたのなら
ミニ恐竜を本棚の奥に捨てられても文句は言えまいと思いました。
恐竜はまたむしゃり、むしゃりと木の葉を食べました。
「お前、この家を変えたのだな。それに顔も変わって。」
またおじさんはわかってしまったのです。
{そうか、この間ゲンチャリがこの家の側に置いてあったぞ}
{犯人は金だけ持って恐竜をオイテ逃げていったんだ}
{馬鹿なやつめ、ゲンチャリで足がつくとおもったんだな}
Series.
夢日記
...
Prev[1]
Next[3]
Page :
0
.
1
.
2
.
3
.
4
.
5
.
>>
Mogiha's Blog 徒然記
Copyright © by Mogiha All Rights Reserved.
外国語が必要なので辞書を使って調べたり、
油絵を家の中から探したりして、なんのかんのして
結局深夜までかかってしまった。
黙々と作業をこなしていると、ドアにノックの音がした。
夢の中で私は実家にいて、実家の二階の自分の部屋にいた。
部屋のドアを開ければ其処は下に続く階段だ。
右に階段、正面にもう一部屋、座敷がある。
踊り場は申し訳程度にあるぐらいで、私の部屋をノックするには
階段に立つか正面の部屋から手を伸ばすかしかない。
正面の部屋にいる母達はもう寝てしまっただろうから、
ノックの音は階段からと言うことになる。
私は誰だろうと思いながら戸を開けた。
階段に透明なモンスターが立っていた。
モンスターは体がごつい男で、頭が牛の形をしていた。
全て半透明でかろうじて輪郭が後ろの景色を歪ませて見えた。
私は踊り場に居る小さな本棚の上にのっている石を数個とって
モンスターに投げつけ、追っ払おうとした。
石はモンスターを抜き通ってゴンゴンと階段にあたった。
正面の障子が開いて、母が顔を出し「何やってるの」と聞いてきた。
「モンスターが」
「なに?何処にもいないじゃない」
「いるよ、ほら、そこにさ、透明なのが」
「いないじゃない」
どうやら母にはモンスターの姿は見えないらしかった。