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師匠とわたし

師匠はものごとを
言葉で語りません
エネルギーやさまざなことを
教えてくれるときも
『こう!』
『こうだこう!』
『ここでこうしてこう!』
と、やたら『こう!』ばかりいいます
そういう鳴き声の鳥かと思います
『わかりません!』とかえすと
『なんで!?』と言われます
理屈を越えてらっしゃるのかもしれません
2016-09-26 00:00:00

んー、

ナメクジが
風呂の湯船で
溺死していた

珍しい……

ナメクジは幽霊のかわりという
だから、霊のさわりがおおいとき
わいてでる
だから、塩をかけるととける
だのいわれたが、胡散臭い

うちにきて
風呂で溺死してんのは
なんの幽霊なのよ
2016-08-27 00:00:00

朝に起きたら

あさにおきたら
きゅうくつな屋根裏にいた
ゆかなぎは、自分の部屋と
上の部屋の、スキマだと
すぐにわかった
きみょうな音がして
真っ暗闇で
布や、紙がたくさんあった

かれがいた
とりさんのお姿をみるのは
久しぶりだった
愛しかった
とりさんは、こわいかね、という
ゆかなぎは
こわくはないです、と
こたえた

しばらく静かにしていた

とりさんはゆかなぎを
そばにあった毛布で包みこむと
横に寝かせ
やさしくなでた
それから、壁からパソコンをとりだして
本をとりだして
しらべものをはじめた

きゅうに
うえのうえのほうから
鳴き声がして、もっと
こっちにこれないかな、といわれる
ゆかなぎはビクッとして
うえをみあげた
とりは、そんなゆかなぎの様子を見て
こわいかな、とたずねる
こわくはないです、と
ゆかなぎはこたえる

:

寝ていたらしい
ふと目をあけたら
垂れる花嫁が
まっぐろい花嫁衣装で
真っ暗闇のなか
じっと、床に座られていた
それで、如何されたのですかと
きいたなら、
この腹のところが気になるとおっしゃる

ふとてのひらに
銀色のメスがあったから
それをさしあげたら
はっていた腹をわずかにさいて
はらからちいさな小鳥をとりだした

小鳥はつくりもののようだった

おまえ、はらんどったね
そういって
その小鳥をぱくりととった

ゆかなぎが
垂れる花嫁をみたのは二回目で
その風貌から
垂れる花嫁と、なまえをつけた
悪神だといわれる
でも、なにもしない
大切にしている
そういわれる

:

また、はっときがついたら
もとの部屋にもどっていた
とりさんが傍にいて
ゆかなぎをただ黙って見つめていた
2016-08-26 00:00:00

ちくび

珈琲をついでふりかえったら
とりさんと、そのそばに
ネイティブアメリカンの方がいた

私も珈琲をもらおうと
おっしゃる

なにかいまは大変らしくて
かれはいつも、忙しそうだ

怒りながら
珈琲や、紅茶を
と、いわれることもある

とにかく、やすみたい、と
やすまれることを
強烈に
もとめられる

そして
むさぼるように
やすまれる

その美事なこと

全力で走ってきて
全力でやすんで
また、全力で
でていかれる

いつも、羽飾りよりも
たくましい胸と
ささやかなちくびが気になる
じっとみていたら
腕組をされて、咳払いをされて
とりさんに、ちいさな声で
鳥の娘はちくびをみてくる、と
ささやかれた

とりさんは、
鳥ににて、そういうまるいものが
気になるのだよ、と
また、ちいさなこえで、こたえられた
2016-08-26 00:00:00

白猫さん

白猫さんが朝起きたらそばにいまして
顔をなめているので
おなかから手をまわして
だきしめるように
つかまえましたら
おれもねんぐのおさめどき
とうとう飼い猫か、ぐにゃー!
と、なかれました
とりさんは警戒しながら
ねこはちいさなハコがすきなのだよ、と
緑色の布で張られたちいさな箱を
ねこのそばにおきました
白猫はふふ、わかっているじゃないか
いごこちいー!とぶふぶふいいながら
箱にもぐりこんで、まるまりました
背中の毛がふんやりでていて
四角いしばふのように
なってしまいました
2016-08-25 00:00:00
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