Series: 鉛筆画と徒然 見えない世界の備忘録 水彩画と徒然 携帯絵と徒然 天神 世界の物語 不動明王 CGと徒然
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授与

エネルギーについても
見えないことごとくについても

みなもとにあるのは

授かること、与えることで
そこには
なんの尖りもなく、また理屈にもない……
2017-05-09 00:00:00

蛇のはなし

あしもとに
くらいながれと
あかるいながれがあって

あかるいながれは
花がふりおりたり
果実がながれたりして
あかるい

だけども
くらいながれも
おまえをうつせ
川面にうつせ、と
いうてくる

くらがりのなかで
川面には
わたしのかおばかりうつる

そいでも

明るければいいというと
明るければわからんこともある

……

明るい川のながれから
おりてきた花を
くらいかわのながれに
おとすと
花はふらふらとまってきえる

綺麗なものだ

……

それでも
どちらのかわも
貴方ではない

わたしではない

川はながれ
川そこにあるけれど

わたしでもないし
あなたでもない
2017-05-03 00:00:00
くだまくもんがあって
ぐだぐだぐだぐだ
くだまいとる




くだまくもんがあって
ぐだぐだぐだぐだ
くだまいとる

すがたはないし
かたちもない
ぐねぐねぐねぐね

混沌混濁して
ぐたぐたしとる

……

ものをみるとは
わりあい、つよくて

かたちのなかに

かたちなきもの
おさめて

やりとり……

……

とある天のものは
かたちなきもの
かたちのなかにあたえるという

……

天のものとにていて

かたちも すがたも
ほんとうは なにもなく

すがりつくように
くだまいとるものに

かたちのなかに あたえいれて
やりとりしとる

……案外 つよくて
案外 すばらしい

……

どう見えてもよくて


どう見えてもよくて


視は だれもが それでいいと
いわれている


その目が この世に
必要とされとる……

……

かたち ほんとうは
なにもない

だから

こそ

あやうい 

……

ひととクダと
わけられぬものは
わからぬままだから

見て分けるもの

見て分けるから
見てとれるから

必要とされとる

……

ひとのこころは ひとなりて

ひとをけしては
いきられない


ひとを もどす

それは ひとをみる目だ

……

みわけるこころ

みなせるこころは

慈悲に満ちる

しんがんといわれる
2017-05-03 00:00:00
鉛筆画と徒然

おおむかし



おおむかし

かれらは どうぶつたちと
へだてりなく 仲間でした……

ことばは たましいからうまれ
たましいから あたえていた

神々はごく自然にそこにあり

こころは ごく自然に

ながれ ながれ


こころから はなさなければ 
うとまれ
こころから つたえれば
だきとめられた

おおむかし

かれらは けものたちといました
だれもが へだてりなく

……

たましいの 開花をもったものは

たましいの こころから 根っこから

たましいを つたえ

ひとは ごく しぜんに

それを うけいれ

だきとめていた

……

白い狼はおおきなもので
わたしたちは
彼のはらにねむりこみ
草と夜を数えていた

……

こころから つたえることが

こころを うごかしていた

それよりほかは

なにもなかった
2017-05-02 00:00:00

おおむかし・2

ーーああ、こころが
なくなっちまいそうだ
かなしいとくるしいが
まとわりつくんだ

きがついたら
こころがこころをうしなって
ほかのなにかで
いっぱいになってしまった

……

わたしたちは
たくさんの思いをわけあい
あたえあい
また、受けとりあい

そこに
死者も生者もなかった

かなしいと
くるしいに
とらわれたもののまえで

シャーマンは
たくさんのなかまの
どうぶつたちの神々と
おどりをおどった

かなしいとくるしいは
くろいうずになって
たいていの死者は
背中を丸めていた

はなすこともなく
わたしたちは
うたをうたいながら
おどりをおどった

ーー笑ったら負け

たいていのものは
どうぶつたちの神々の
まったく、へんてこな躍りに
吹いて笑いはじめた

わたしたちの仕えことは
たいしたことではなかった

かれらをかれらにもどし
地を地にもどすだけ

ーー君のこころを君に戻そう……

とらわれたのか
とらえられたのか
ないて、くろく
背中を丸めるものは

生者も……死者も

微笑みがたりない

ーー笑ったら負け

なんの垣根も隔てりもなかった
2017-05-02 00:00:00
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