Series: 鉛筆画と徒然 見えない世界の備忘録 水彩画と徒然 携帯絵と徒然 天神 世界の物語 不動明王 CGと徒然
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水彩画と徒然

こころやま



こころやまというものがあります

気がつくと
そのやまの
そこかしこに

あざみ、たんぽぽ
つつじ、が実り
ブルーベリーや
いちごが実っておりました

ですから
ちいさいさんに
果実がりをして食べなさいなと
藤で編んだ籠をわたしましたら

きゃほう!と
たいへん喜んで
藤で編まれたかごを
カタカタならしながら、かたてに
森と山とを探検しだす

こころやまの真ん中辺りに
しずかに煌めく池があって
金色のお魚がおよいでいる
釣り針をきのえだでつくって
天神さんと、夜神さんは
釣りをされている

ちいさいさんは
かごいっぱいに
ベリーをつんできめ
その横でおままごとをされはじめた

美味しいですね
美味しいです……
2017-06-02 00:00:00
水彩画と徒然

アンクルホーン

夜中にいらしたアンクルホーン……
ひとのことも
自分のことも
ずっと。ずっと
悩んでいらした



心に怒りがやどると
角がはえるんですって
鬼のまんまに……

……

かなしいことがありましたようで
涙ながらに
クソウ、クソウ、と、毒づかれる

でも、相手方にされた
優しいことを思い出しては
ほんわかされている……

でもまた、かなしいことを思い出されて
なきながら
クソウ、ゆるさん、と
ゴロゴロ、ころがられる

そうしてまた
野菜をささげられたとか
懸命に祈られたとか
そんなことをおもいだして
ほんわかされている

それで、ぽつりと
このきもち
そのうち、流れきえるといい……、そう
いわれる

涙がホロリとおちていく

すこし、笑ってしまいそうになる
きっと、
大丈夫……
2017-06-02 00:00:00
水彩画と徒然

じゃがいもの味噌煮込み



ふ、と
なんとなく
あ、これ作ろう、と
おもいたち

じゃがいもの
味噌煮込みをつくる

じゃがいもと
その他の野菜を
バターでいためて

やわらかくなるまで
味噌と、すき焼きのたれと、砂糖で
ごとごとにこむ

……

じゃがいもを
味噌で煮込もうと
おもいたったものなので
レシピはたいあたりだった

天神さんと、おちびさんと
はなしあいながら
味付けしていった

……

味噌だけじゃだめだよね
なにをたせばいいと思う

おしょうゆは、いらないと思うな

砂糖はもうすこしいれようか

味をしめるためこしょうをいれよう

ねぇ、いま味は大丈夫だと思う?

……

てんやわんやに
ひとつひとつ、いれては
一緒に、たしかめて
一緒に、つくった

……

たいへん、美味しかった……

おちびさんたちはご満悦で
天神さんたちはお酒がほしいという

私はまったくのめないけれど
天神さんたちはお酒好きだ……
日本酒をそえてだした

なんとなく
うれしくて、
おちびさんたちと、みんなで
ばんざいした

「じゃがいも煮込みできました!」と
おちびさんが万歳しながら喜んでいた
2017-06-01 00:00:00
水彩画と徒然

冬の氷

冬の氷のような方が
焚いたお線香の横に
ちょこんとすわって
アリアをうたわれていた

なんの歌かたずねたら
「モーツァルトの魔笛」といわれる
「夜の女王」の甲高い歌を
聴かせてくれた

……

当時はこんなかんじが流行りだった、
と、聖霊さんは
白毛のカツラをわたしにかぶせてくる

私は帽子が似合わないのだけれど
その白毛のカツラも
えらく似合わなくて

かぶせてきた聖霊さんは
まじまじと私をみたあと
腹をかかえてわらってしまった

こんなにあわないひとはじめて!
とゆいながら
転がり笑っていた


2017-06-01 00:00:00

ありがとう、と

嵐や破壊というと
おそろしいものです

朝方
針のようにつきささる雨をもたれる方が
なんにもいわずに、
まどべにすわり、
口から紫炎をはいていらした

ーー憶測はしてはならない

そう、いわれます

ーーわからないなら、わからないままでいなさい

私は彼はまったくわかりませんでした
紫雷がたまに走り
また銀の釘のような雨がふりそそぐ

私のはらのひとつ
ーー怒りを悪害とする私のエゴにつきささる
わりといたいんですけど
わりと、心地ちが良い

痛みが心地良いなんて
ふしぎですね

うとうとして、寝てしまいましたから
ぼやくように
なにか、うたを
うたわれていた

故郷をおもう歌のようでした
2017-05-30 00:00:00
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