遺跡に行く

みんなと遺跡に行く夢を見た。

遺跡はピラミッドのように黄色い土で出来ていて

神殿のような形をしていた。

入り口に向かうと、顔の大きな白蛇が中から見張っていた。

私たちが近づくとじっとこっちを睨んできたが、

顔が大きすぎてその入り口より外にはでられないようだった。

(夢がぼやけて)

気が付くと私は蛇に見つからないように遺跡に潜り込んでいた。

どうやったかは知らない。

だが、もう遺跡のそうとう奥まで入り込んでいたらしい。

そこは「遺跡の中の中」だった。

そこは空であって、空じゃなかった。

大きな(地面が見えないほど大きな)木が生えていて

遺跡の出口と様々なハウスや椅子や机がその枝に絡み合っていた。

遺跡の中は異空間に通じていたのだ。

私は背から羽を生やしていて

(どうやらこの異空間に入ると人間は羽が生えるらしい)

大勢の「羽人」が周りで生活していた。

(異空間に紛れ込んで羽を生やした「人間」ではなく)

(異空間に棲む亞人間だと知っていた)

「羽人」は人間を食べる

ふ、とそう気が付いて私は恐ろしくなり、

急いで出口に向かった。

途中で「・・やぁ」とある羽人に声をかけられたが

その目が

「人間だ

解ってるぞ、すごく美味い、人間だ」

と言っていたのでスピードアップした。

目の端にレイの白蛇が羽人と碁を打っているのが見えた。

出口にはいると(此処はまだ危険(遺跡の中)なはずなのに)

私は「ああこれで大丈夫だ」と疲れて横たわった。

羽は異空間をでたので消えてしまった。

それを見た一人の羽人が

「おい、蛇さん、人間が居るぞ。」

「追わなくていいのかい?」と言って蛇をけしかけてきた。

蛇はすぐに碁をやめて「なんたる失態」と呟くと

がぁっと出口に向かって超突進してきた。